片岡仁左衛門、尾上松緑、片岡愛之助 東京・泉岳寺を訪問「歌舞伎様式で形ではなく心を伝える」

[ 2025年2月19日 17:00 ]

泉岳寺で赤穂義士のお墓参りをした(左から)片岡愛之助、片岡仁左衛門、尾上松緑(撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 歌舞伎役者の片岡仁左衛門(80)、尾上松緑(50)、片岡愛之助(52)が19日、都内で行われた「3月歌舞伎座 通し狂言「仮名手本忠臣蔵」泉岳寺お参り・取材」に出席。来月4日に東京・歌舞伎座で開演する同公演への意気込みを語った。

 江戸の衝撃的な事件「赤穂浪士の討入り」を題材にした大作で、屈指の人気作である本作。歌舞伎座での通し上演は2013年12月の公演以来となる。

 3人は、浪士達の中心人物として奮闘する大星由良之助を演じる。この日、泉岳寺を訪れ、浅野内匠頭長矩の墓前で法要を行い、由良之助のモデルである赤穂藩筆頭家老・大石内蔵助の墓前で手を合わせた。

 一連の行事を終え、仁左衛門は「改めて皆さんの忠義心を感じましたね」としみじみ。「若いお二人なので、負けないように頑張りたいと思ってます」と先陣を切る。尾上松緑、愛之助には「歌舞伎様式で、形ではなく心を伝える。それをしっかり考えてほしいと思います」と助言し、「2人なら大丈夫です」と優しくほほ笑んだ。

 仁左衛門の言葉を受け、「ごあいさつをさせていただくと気持ちも新たになります」とあいさつした松緑。「物語の泥を塗らないように努めたい」とし、「自分には手の届かない役だと思っていたものをこうやってさせていただけるというのは、ありがたい思いが半分、非常に恐怖心もどこかにあるのは正直なところです」と現在の心境を語った。

 続けて、愛之助もあいさつ。歌舞伎で同役を演じるのは初となる。「身の引き締まる思いでございます。しっかり努めさせていただきます。まさか自分がと思いましたので、本当にありがたいこと」と気を引き締め、仁左衛門との同じ舞台に立てることに「非常に“心”というものを大切にし、努めていきたいと思いました。おじを見習い学び、いろいろなことを教えていただき、盗み、一つ一つ努めたいと思います」とした。

 愛之助は昨年11月29日、京都南座での舞台稽古中、鼻と上顎を骨折。3時間に及ぶ顔の大手術を受けた。術後順調に回復し、昨年末に退院を報告し、自宅療養。今月9日には自身のブログを通じ、同舞台での復帰を発表していた。

続きを表示

この記事のフォト

「片岡愛之助」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2025年2月19日のニュース