近藤真彦 還暦紅白へスケジュール「空けてある」 全国ツアースタート 赤いジャケットで25曲熱唱

[ 2024年9月16日 04:00 ]

全国ツアーの初日を迎えた近藤真彦

 歌手の近藤真彦(60)が15日、香川県観音寺市のハイスタッフホールで全国ツアーの初日公演を行った。7月19日に還暦を迎えてから初のツアーで「60歳になっても全力で駆け抜けます」と気合をみなぎらせた。

 四国でのライブは14年ぶり。赤いジャケット姿で登場すると1200人のファンから黄色い声援を受け「こんにちは香川!ご無沙汰しております」とあいさつ。「ハイティーン・ブギ」からスタートし25曲を披露した。

 7曲目の「ブルージーンズメモリー」では、近藤が「さよならなんて…言えないよ」と叫び、客席から「バカヤロー!」と声が飛ぶ、おなじみのやりとりも。今回のツアータイトルも「さよならなんて言えないよ」。当初は還暦を機に引退も考えたというが「沢田研二さんや松山千春さんら、60歳を超えても活躍する昭和の大先輩方の背中を見ていると自分が情けなくなった」と歌い続けることを決めた。そんな思いがツアータイトルにも込められている。

 60歳の誕生日に東京・日本武道館でライブを開催。その反響が大きいといい「歌番組やバラエティー番組からオファーが絶えないんだよ」とニヤリ。「デビュー当時と同じくらい忙しい」とうれしい悲鳴を上げた。大みそかのNHK紅白歌合戦も視野に入れ「一応(スケジュールは)空けてある」と9年ぶりの出場に意欲を見せた。

 ライブでは来年1月から盟友の野村義男(59)とともにツアーを開催することも発表。近藤にとって初となる台湾でのライブも決定した。 (吉澤 塁)

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