倉田真由美さん “男性体臭”投稿で女性アナ契約解除に「過剰反応すぎないか。普通の会社なら…」

[ 2024年8月12日 14:53 ]

倉田真由美氏(10年撮影)
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 漫画家・倉田真由美さん(53)が12日、自身のX(旧ツイッター)を更新。男性の体臭に対するSNS投稿が物議を醸したフリーアナウンサー・川口ゆり(29)が所属事務所に続き、10日付でビジネスマナーの研修や講演などを行う「青山プロダクション」(札幌市中央区)からも契約を解除されたことに言及した。

 川口は今月8日、「自分で気づけない体臭(身近な女性は指摘しにくい)、日々の身体の調子は食生活や少しのケアでいくらでもよくできる」「ご事情あるなら本当にごめんなさいなんだけど。夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる。常に清潔な状態でいたいので1日数回シャワー、汗拭きシート、制汗剤においては一年中使うのだけど、多くの男性がそれくらいであってほしい…」(原文ママ、削除済み)と投稿。美容事業にさらなる意気込みをつづっていた。

 この投稿を巡り、所属事務所「VOICE」は10日をもって川口との契約を解除。「異性の名誉を毀損する不適切な投稿行為が認められたことから、当社はアナウンス事務所として、所属契約の維持は困難と判断し、やむなく契約解除通知をするに至りました。なお、当社では、言葉は誰かを傷つけるためにあるものではなく、勇気づけたり愛を語るためにあるものと考えており、言葉を扱う仕事に携わる者としてはあってはならず、大変心苦しく考えております。皆さまにおかれましては、多大なご迷惑をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。また、「青山プロダクション」も「本人による異性の名誉を毀損する不適切な投稿行為が認められ、契約の維持は困難と判断し、やむなく契約解除通知をするに至りました」とし「この度は皆さまにご迷惑と不快な思いを与えてしまい、大変申し訳ございませんでした。心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

 倉田さんは「『夏場の男性の匂いが苦手』で女性アナウンサーが事務所解雇か。匂いってデリケートな問題だからやや配慮を欠いた発言ではあるが、特定の個人を指したわけでもないのに解雇ってちょっと過剰反応すぎないか。普通の会社なら、これで社員を首にすることは不可能だと思うが。言論の自由は基本的に憲法で保障されている。誹謗中傷、名誉毀損との境目はある程度明確にしないと、言いたいことが言えない時代になる」と記した。

 続く投稿では「ある種の男性の言説で度々見る『女は論理的思考ができないから苦手』なんかも、女性に対する名誉毀損になっちゃうの?勿論私はこの言説には反論するけど、その男性が職を失っちゃうのはやり過ぎと思う」と自身の考えをつづった。

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