鳥谷敬氏 連続試合出場継続中の裏話「5回くらい骨折している」のに出続けたワケ

[ 2024年4月19日 19:22 ]

鳥谷敬氏
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 元阪神の鳥谷敬氏(42)が19日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)にゲスト出演し、現役時代の連続試合出場記録について語った。

 早大から03年ドラフトの自由獲得枠で阪神に入団。通算2099安打を記録したほか、プロ野球歴代2位の1939試合連続出場記録も打ち立てた。「連続試合はこだわりましたね。出ないと気持ちが切れそうな気がしていたので」。当時の心境を告白したものの、「出なくなってからは、そんなに気にしなくても大丈夫だった」ともぶっちゃけ、笑いを取った。

 MCのフリーアナウンサー垣花正からは「体が丈夫でなきゃいけないってことと、チームに求められないといけない」フォローされた。すると鳥谷氏は「その時はそう思ってたんですけど、出なくなってからはそうでもなかった」と自虐的に返した。

 記録継続中は、死球による骨折などに耐えて試合に出ていた。「1939試合連続出場の中で、5回くらい骨折しているんです」。一同がどよめく中、「腰、背中とか、そういうのを何回もやって。そのまま出られましたね」と平然と振り返った。「自分の感覚ですけど、骨折の方が、我慢したら悪くならないんで」と語り、「肉離れとかすると、やっぱりやっていくとどんどん悪くなる。肉離れ系のケガはなかったので、それは良かったです」とも明かしていた。

 骨折でも休まなかったのには、他にも意外な理由があったという。「金本(知憲)さん、骨折しても試合に出ていた」からだといい、「13個上の先輩が骨折しても出ているのに、13個下の自分が骨折したんで…って休めないですよ」と告白した。

 ミッツ・マングローブが「あの方、気づいてないかもしれない」とジョークで返すと、鳥谷氏は「こっち(右)の腕を骨折して、片手で打っていたんで、気づいていると思います」と説明した。「(金本氏が)フルイニングの世界記録を作ったりという時だったので、それを見ていたので、ちょっとやそっとで休むという選択肢はそもそも、考えになかったです」。また「チームも金本さんにストップかけてないのに、(自分にストップを)かけるの?っていう空気はありました」と、休める空気ではなかったことを打ち明けていた。

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