鳥谷敬氏 甲子園球場の最新“野次”事情「今の方が柔らかい」 野次にキレていた先輩とは

[ 2024年4月19日 17:27 ]

鳥谷敬氏
Photo By スポニチ

 元阪神の鳥谷敬氏(42)が19日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)にゲスト出演し、球場ので野次事情について解説した。

 番組では、Googleマップ上の悪質な口コミ評価によって、経営に大きなダメージを負ったなどとして、医師ら約70人がGoogleを集団提訴した件をピックアップ。スタジオでは「そこまで言わなくてもという悪口を言われた」ことがあるかどうかで議論した。

 鳥谷氏は「そこまで言わなくても…というのはないかもしれませんね。そこまで言わなくても…というのを言われている人を見ることはありますけど」とポロリ。「甲子園とかもいろんな…。来ますよね。打てなかったり、エラーした時とかは、生きる、死ぬというような話をしてくる人が」と、甲子園球場での容赦ない野次について触れた。

 熱狂的な阪神ファンが多く陣取る右翼席近くは、特に野次が激しいという。「ライトは一番声が聞こえるんですよね、甲子園は。ライトスタンドにいるので、同級生の糸井(嘉男)選手は、“本当に守備に就くのが嫌だ”と言ってましたね」。逆に「打った後は気持ち良くなれるんじゃないですか?」と、良くも悪くも声が届きやすい環境を説明した。

 歌手の中尾ミエが「昔の野次はユーモアがあったけどね」と話すと、鳥谷氏は「今の方が柔らかいというか」と返答。「解説の仕事があって甲子園に行くんですけど、(野次の主は)選手に発言を言っているんですけど、実際は周りの人(観客)たちの反応を見て、“この言い方は使えるかな?”とか、試して文句を言っている方とかも結構いるんですよ。“このネタいけるかな?”とか、このへんで使っておいて、盛り上がったら何回も言ってるし、盛り上がらなかったらやめておくみたいな人は結構いますね」と、最近の野次事情について自身の見解を口にした。

 ヒーローインタビュー中に、ファンとやり合う選手もいたという。MCのフリーアナウンサー垣花正から「時々、インタビュー中にキレてる先輩とかいましたよね?赤星(憲広)さんとか」と振られると、鳥谷氏は「めちゃくちゃキレてましたね」と回想。垣花によると、場内スピーカーに流れない、テレビ用のインタビューを受けていた赤星氏が、「おい、マイク入ってねえよ」と野次られ、「入ってねえんだよ、バ~カ!」と返した逸話もあるという。鳥谷氏は「あれは、まあまあ怒ってましたね」と話していた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年4月19日のニュース