江川紹子氏 宝塚歌劇団員転落死問題の会見に「調査を行った外部弁護士は、記者会見しなかったの?」

[ 2023年11月16日 10:33 ]

 ジャーナリストの江川紹子氏が16日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の女性劇団員(25)が急死した問題で歌劇団が14日に宝塚市内で行った会見についての“疑問”をつづった。

 報告書は、遺族側が訴えた上級生からのいじめやパワハラの存在を認めず、長時間労働を強いる環境があったと認めた。上級生からヘアアイロンでやけどをさせられたという遺族側の主張については、劇団診療所から「ヘアアイロンのやけどはよくあること」などと報告を受け、やけどをさせられたという客観的証拠もないため「事実であるかを判断することは困難」とした。「うそつき野郎」「やる気がない」などの暴言があったとされることにも「全て伝聞情報」としてパワハラの存在を否定した。ヒアリングは宙組生、OG、役員らに実施。66人いる宙組生のうち、4人は聞き取りを辞退。その理由は「差し控える」とした。兵庫県警は、女性が自殺した可能性が高いとみて捜査している。

 一方、遺族側は劇団側の調査結果について反論会見を開き、再検証を求めた。遺族の代理人弁護士は「失当(不当)であり、劇団と上級生の責任を否定する方向に誘導している」と断罪し、中でも、女性が上級生からへアアイロンを額に当てられやけどした問題について強く反論。ヒアリングに応じた女性の母親は、やけど当日の女性の額を「3センチも皮膚がめくれあがっている状態」と証言した。

 江川氏は、会見について「調査を行った外部弁護士は、記者会見しなかったの?」と自身が感じたことをつづった。

 会見の翌15日、劇団から調査を請け負った法律事務所は取材に応じ、14日の会見に同席しなかった理由について「ご依頼を受けていませんので」とした。会見では「なぜ弁護士が同席していないのか」と質問が飛び、劇団の村上浩爾専務理事は「歌劇団から(調査を)委託をしたもので成果として報告を頂いた我々がしっかり説明することが適切」などと立ち会いは不要との考えを示していた。

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