バービー ジャニーズ会見で私見「説明責任ある人が後ろにいるはず…タレントに説明させるのは違う」

[ 2023年10月3日 14:35 ]

「フォーリンラブ」のバービー
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「フォーリンラブ」のバービー(39)が3日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。故ジャニー喜多川元社長による性加害を受け、ジャニーズ事務所が開いた2度目の会見についてコメントした。

 2日の会見で、従来の同事務所は「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に社名変更され、被害者救済や補償に特化。東山紀之を新社長、井ノ原快彦を副社長とするエージェント会社を1カ月以内に立ち上げるとした。救済や補償の具体的時期、再発防止策などにも言及した。2時間8分の会見では、「1記者1質問」のルールが伝えられたが、マイクを持っていない記者から罵声が飛ぶなど、指名されなかった記者がヒートアップ。「茶番だ」という怒号が飛ぶなど、混乱する場面もあった。

 バービーは今回の問題について「こうやって凄く大きな注目を向けられていて、いろいろなことを言いたい人もいるとは思うんですけど、今回の事件が発覚したことによって、男性の性被害ということに注目が向いたことは凄く大きな前進だったのではないのかなと思っている」と見解。「先月も政府からの男性の性被害による窓口が設置されたりして、ずっとこういう被害は表で言うことができなかった。ジャニーズの関係でもそうですけど、一般的にも言うことができなかった人が声を上げることができる社会になる一歩、前進するっていうきっかけになったという意味では、凄く影響力のあることだったなと思う」とコメントした。

 2日の会見については「記者の方たちが本当に真相を追求したいと気持ちで、どんどん質問を投げかけるのはジャーナリストとしてはしょうがないことだと思う」としつつも「説明責任がある人たちがあの場にいるかどうかと言われたら、ちょっと違うかなと。第一線で活躍していてエンターテナーをこうやって会社の責任者として説明させる場に立たせる、もうちょっとちゃんと説明責任がある人が後ろにいるはずなんじゃないかなと」と、そもそもタレントを会見に出席させたこと自体への疑問を口に。「そういう人たちが前に出ずに、こうやってタレントを説明させる場に持ってこさせるのは違うんじゃないかなと思っています」と語気を強めた。

続きを表示

芸能の2023年10月3日のニュース