【来週の“男女逆転”大奥2】第12話 鈴木杏“早口”平賀源内にネット絶賛!青沼の講義→偶然解明の糸口

[ 2023年10月3日 22:45 ]

ドラマ10「大奥 Season2」第12話。平賀源内(鈴木杏)(C)NHK
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 “男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥 Season2」(火曜後10・00)は10日、「医療編」第12話(Season1から通算)が放送される。

 <※以下、ネタバレ有>

 原作は漫画家・よしながふみ氏の同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを紡ぎ、センセーションを巻き起こした。

 過去計3度、ドラマ化&映画化されたが、今回は幕末・大政奉還まで初めて映像化。2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」も手掛ける森下佳子氏が、今年1~3月の「Season1」(全10話)に続いて脚本を担当。8代・吉宗の遺志を継ぐ若き蘭方医たちが謎の疫病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」撲滅の道を切り拓く姿、開国・攘夷・大政奉還・江戸城無血開城という激動の時代を描く。大筋は原作通りのストーリー展開だが、ドラマは「医療編」「幕末編」と銘打つ。

 第12話は、長崎・出島から大奥入りした蘭方医・青沼(村雨辰剛)の蘭学講義は、廻船問屋の次男・伊兵衛(岡本圭人)らも加わり、賑わう。ある日、老中・田沼意次(松下奈緒)が本草学者・平賀源内(鈴木杏)と講義部屋を訪れ、その真の目的は「赤面疱瘡の解明」と伝えられる。さらに蘭学の習得に励む講義部屋の男たちだったが、ある偶然からその糸口を発見。一方、その裏、8代将軍・徳川吉宗の孫で一橋家当主・一橋治済(仲間由紀恵)が次期将軍の座を狙う田安定信(安達祐実)に近づき…という展開。

 「医療編」第11話(10月3日)は、青沼の大奥入りが描かれた。

 女優の鈴木杏が平賀源内役を生き生きと好演。早口でまくし立て、猪突猛進ぶりを体現した。「とりわけ、源内は人気のあるキャラクター。身長も高そうで男性的な顔立ちをしているので、私の容姿とはだいぶ違います。原作ファンの方に受け入れてもらえるだろうかというプレッシャーはありました」と重圧も。「でも、髪形やメーク、衣装などを担当するスタッフの方が創意工夫を凝らし、ドラマ版ならではの源内像を一生懸命作り上げてくださって、とても心強かったです」と感謝した。

 SNS上には「鈴木杏ちゃん、最高の源内!」「素晴らしい滑舌と台詞回し」「鈴木杏の平賀源内、絶品。あの早口とハイテンションが原作のまんま」などの声が上がった。

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