“完売画家”中島健太氏 ジャニ会見で全方位に喝「子供たちを被害者にしたのは…」「拍手の記者に戦慄」

[ 2023年10月3日 21:48 ]

<ジャニーズ事務所会見>多くの報道陣が会見に駆けつける(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 「完売画家」として知られる画家の中島健太氏(38)が3日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)にコメンテーターとして出演し、2日にジャニーズ事務所が開いた会見での出来事に強い憤りを口にした。

 会見では、質問を当てられなかった記者がたびたび、マイクなしで質問する荒れ模様になった。ルール無視で質問した記者に批判の声が上がったが、中島氏は「東山さんはメディアに対して圧力はかけないと言い切ったんですよね。今回、明確にうそだと露呈してしまった」と指摘し、別の見方を示した。

 9月の会見で同事務所は、質問が出なくなるまで応じたが、今回は会場の都合として2時間に限られた。中島氏は「会見の都合で2時間。その会場を選んだのは?ジャニーズですよね。何でそんな高級ホテルの宴会場を抑えなければいけなかったのか。そんなところじゃなくて、何時間でも質問に答えられる場所を押さえればよかったじゃないですか?」と疑問を呈した。さらに「2時間に会見を決めて、その中で聞ける人たちを限るというルールを押しつけたから、それに対して反発した記者たちに、さらに芸能記者たちが怒号を浴びせたわけですよね。それに対して井ノ原さんが“落ち着け”と言う構図なわけです。こんなおかしなこと、ありますか?」と続けた。

 創業者の故ジャニー喜多川元社長の性加害という不祥事を認め、組織の解体的見直しを図るために新体制を発表した会見。中島氏は数々の不正が明らかになった中古車販売大手ビッグモーターの会見を例に出し、「ビッグモーターだったらと考えて下さいよ。“我々、こういう出直し会見をします。時間は2時間です。皆さん、1社1問でお願いします”…これに対して怒らないメディアはありますか?」とほえた。

 いきり立つ記者に対し、井ノ原が「会見は生放送されていて、子供たちにも伝わります」と自制を求めた場面があった。しかし、中島氏の怒りの矛先は、この言葉にも向けられた。「子供たちが見てるから?子供たちを被害者にしたのはあなたたちの会社でしょう?そういう当事者意識を感じない」と指摘。さらに「あの井ノ原さんの言葉に拍手を送った記者には、正直、戦慄を覚えました。メディアも当事者と言われている中で、何でここで拍手ができるのか?」と、強い口調で訴えた。

続きを表示

芸能の2023年10月3日のニュース