白井智子氏 中国のミサイル発射に「台湾は自分の国だと…自分の言ってることを否定しているよう」

[ 2022年8月5日 14:33 ]

東京・赤坂のTBS社屋
Photo By スポニチ

 社会起業家で、政府の有識者会議委員の白井智子氏が5日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。中国人民解放軍が4日、台湾周辺で「重要軍事演習行動」を開始し、台湾側によると弾道ミサイル11発を発射したことに言及した。

 ペロシ米下院議長の訪台への報復措置として、軍事圧力を強めたもので、日本政府は5発が日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下し、うち4発が台湾本島上空を越えたとみられると説明。EEZ内に中国軍の弾道ミサイルが落下したのは初めてで、中国に強く抗議した。岸田文雄首相は5日午前、ペロシ米下院議長と首相公邸で会談し、台湾海峡の平和と安定の維持に向けた日米間の緊密な連携を確認し、「日本の安全保障と国民の安全に関わる重大な問題だ」と懸念を表明した。

 白井氏は「中国は、台湾は一つの国だと、台湾は自分の国だと言ってるのにミサイルを撃っているのは、自分で自分の言ってることを否定しているような気がして。中国の国益にもつながらないんじゃないかなというところで疑問を持つところがあります」と自身の見解を述べた。

続きを表示

2022年8月5日のニュース