志らく 中学校の部活動“地域移行”に「やる気のある先生も…一番大事なのは手当て」

[ 2022年6月1日 14:21 ]

立川志らく
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 落語家の立川志らく(58)が1日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。公立中学校の運動部活動改革を検討するスポーツ庁の有識者会議が5月31日、2025年度末を目標に休日の部活指導を地域のスポーツクラブや民間のジムなどに委ねる「地域移行」を実現すべきだとする提言を了承したことに言及した。

 少子化の進展に加え、教員の長時間労働解消が喫緊の課題で、学校単位での運営は困難になると判断し、多様な世代が参加できるスポーツ環境の整備を提唱した。提言が受け皿に想定するのは、スポーツ少年団やクラブチーム、民間事業者など。主に地方で指導者不足が予想され、競技経験のある住民や保護者らが資格を取得して指導できるよう研修を充実させる。部活顧問を務めてきた中学教員も、希望すれば兼職兼業の許可を得て従事できるとした。

 MCの恵俊彰が「学校も少子化で、部活に人が集まらないかも知れないから地域のスポーツクラブとかに任せていこうと動きなんですが」と聞くと、志らくは「でも(負担が大きいとされる教員の)中でも全員が反対なわけじゃない。独り者で年が若くて部活で教えるのが生きがいの先生もいる場合がある。そういった方がいるので一番大事なのは手当てですよね。やったことによって見返りがたくさん入ってくる。なら私、やりますよっていう元気な先生だっているわけでしょ。全部、移行しちゃうっていうと、それはそれで問題があるかも」と自身の見解を述べた。

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2022年6月1日のニュース