ダチョウ倶楽部2人が上島さん追悼 肥後「解散しません…ヤーッ!」ジモン「2人のそばで見守って」

[ 2022年5月14日 16:50 ]

車の窓を開け報道陣にあいさつするダチョウ倶楽部・肥後克広
Photo By スポニチ

 11日に急逝したお笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さん(享年61)の密葬が14日、都内の斎場でしめやかに営まれた。

 斎場から出てきた「ダチョウ倶楽部」のリーダー肥後克広(59)は、車の窓を開け報道陣に対して「ありがとうございました」と深々と一礼。天国へと旅立った上島さんをしっかりと見届けたことを報告した。

 密葬を終え肥後と寺門ジモン(59)が書面でコメントを発表した。

 ▼肥後克広 全国のダチョウ倶楽部ファンの皆様、今回は、このような事になってしまい、申し訳ありませんでした。仕事関係者の皆様申し訳ありませんでした。何をやっても笑いを取る天才芸人上島が最後に誰も1ミリも笑えない、しくじりをしました。

 でも、それが上島の芸風です。皆で突っ込んで下さい。「それ違うだろ!」「ヘタクソ!」「笑えないんだよっ!」と地面を蹴って下さい。上島は天国でジャンプします。皆様もジャンプして下さい。そして、上島の分、3倍笑って下さい。皆にツッコまれる、それが上島の芸風です。

 ダチョウ倶楽部は解散しません。二人で、純烈のオーディションを受けます。ヤーッ!

 どんな悲しい事があっても、みんなでクルリンッパ!

 ダチョウ倶楽部 肥後克広

 ▼寺門ジモン ダチョウ倶楽部上島竜兵を愛してくれた皆様本当に申し訳ありません

こんな形でのお別れです

僕は竜ちゃんと出会って40数年

苦しい時も楽しい時もいつもそばにいてくれました!!

本当にありがとう!!竜ちゃんがいてくれたから僕はあります!!

大好きなお酒を今も飲んでるんじゃないかな?

これからもダチョウ2人のそばで見守ってください!!
ずっと忘れないよ!!ずっと一緒だよ!!

ダチョウ倶楽部 寺門ジモン

 上島さんは11日未明、自宅でぐったりしているのを家族が見つけ、病院で死亡が確認された。所属事務所の太田プロダクションは同日午後、公式サイトで訃報を伝え「あまりにも突然のことで驚きに堪えません」とのコメントを発表した。体を張ったリアクション芸で老若男女に愛された人気者の突然の死。日本中に悲しみが広がった。

 元々はタレントの渡辺正行(66)率いる「コント赤信号」が所属した劇団の養成所にいた3人。現「電撃ネットワーク」の南部虎弾(70)と4人でユニットを結成し、1980年から「キムチ倶楽部」として活動。85年には「ダチョウ倶楽部」に改名し、87年からはトリオになった。寺門がグルメの知識を深め、1人で趣味の番組に出演する機会が増えても、3人ともにトリオとしての活動を大切にしていた。上島さんは還暦を迎えた時に周囲に「ダチョウ倶楽部でもう一花咲かせたいな」と語るなど結束を口にしていた。

 ◆いのちの電話
【相談窓口】
「日本いのちの電話」
ナビダイヤル 0570(783)556
午前10時~午後10時
フリーダイヤル 0120(783)556
毎日:午後4時~同9時
毎月10日:午前8時~翌日午前8時

続きを表示

この記事のフォト

2022年5月14日のニュース