坂上忍 「バイキング」時事ネタトークにシフト「残って化けた方、しんどくて身を引かれた方も」

[ 2022年5月5日 11:24 ]

坂上忍
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 タレントの坂上忍(54)が4日、ABEMA「デマ投稿を許さない」(水曜夜11・30)の初回に出演。8年間MCを務めたフジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)を今年4月に終え、久々のレギュラーMCとしての姿を見せた。

 「デマ投稿…」は地上波では扱いにくいタブーに切り込む禁断のトークバラエティー。

 「バイキング」MC時代を振り返り、「結局、時事(ネタ)に完全に切り替わるってなった時に、だったらお話が違うのでって降板された方もいますし。戸惑いながら残られて、すごく化けた方もいれば。しんどくなって身を引かれた方もいますし。でもそれはもう、しょうがない。僕は逆の立場でもそうしてたと思いますから」と回想。

 聞き手の放送作家・鈴木おさむ氏が「あの形になって、僕はブラマヨ(ブラックマヨネーズ)が結構早めに抜けるかなと思ったんです。一番お笑いにこだわるじゃないすか」と聞くと、坂上は「もともと吉田(敬)は政治に対しても関心があって意見を持ってたんで。ただ、そんな中でもひりつくニュースでも最後に振れば落としてくれたし、逆に僕は(相方の)小杉(竜一)君が心配だった」と振り返った。

 「小杉君は、吉田が自分の思ったことを政治的なことでも言うから、自分もそれをやってしまったらっていう思いがあったと思うんですよね。だから、吉田のフォロー役に回っていたと思うんです。でも最後、コロナになってある日突然、小杉君の方が言い始めるようになった。ちょっとびっくりしちゃって」と小杉の姿勢に変化があったという。

 「最後の週の火曜日。小杉君に『コロナになってさ、途中から自分の意見をめちゃめちゃ言うようになったけど、あれ何かあったの?』って聞いたら、『いや、他の皆さんとか吉田とかの意見を聞いてて、ずっと、どっかで言わなきゃいけないって思ってたんですけど。言えない自分もいて。でも、何かコロナは自分も感じるところがあったから。言ってみたんですけど』って。そうだったんだって。僕はそれをすごく感謝してたんですよ。言ってくれて、めちゃめちゃありがたかったからありがとうねって言ったら、それに小杉くんもびっくりしてて、『良かったんですか僕は逆に迷惑かけてたじゃないかなって思ってたんで』って」と、そこで初めて真意を知った。

 また、「そういう意味で言うと、のんちゃんもある日突然変わってくれた人なんですよ」と、「フットボールアワー」の岩尾望にも変化があったという。「それを(相方の)後藤(輝基)君と話した時があって。ご飯行った時、後藤君が岩尾、あの時から変わってませんでした?って。本当にありがたかったっていう話は後藤君にしました」と振り返った。

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2022年5月5日のニュース