泥酔状態でライブ出演、なぜ許される?トライセラ和田唱が疑問吐露「以前は尊敬してたけどね」

[ 2022年5月2日 16:19 ]

和田唱
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 ロックバンド「トライセラトップス」のボーカル&ギターの和田唱(46)が2日までに自身のツイッターを更新。泥酔状態でライブに登場する一部ミュージシャンとそれを許す音楽界への疑問をつづった。

 トライセラトップスは4月30日、宮城県川崎町で行われた野外ロックフェス「ARABAKI ROCK FEST.22」(4月29日~5月1日)の2日目に登場。バンドの25周年を記念したステージに岸谷香、「ユニコーン」奥田民生、「GRAPEVINE」田中和将らもゲストとして出演した。和田は1日、ゲストたちとの笑顔の画像を投稿し、「アラバキ、俺達の25周年にこんな絵を実現させてくれて、心より感謝。あんなに長い時間、喜びと感動が体を巡り続けたステージはそう無い。集まってくれたオーディエンスの皆さん、ゲスト出演してくれたアーティストの皆さん、I LOVE YOUです」と感謝をつづっていた。

 しかしそれから約9時間後の1日深夜に再びツイートし、「昨日は最高だった。最高だったよ。でも一言言わせてくれ。ステージ上での泥酔を良しとする風潮はどうなのよ?それを最高だの可愛いだの言うお客さんも俺はどうかと思うし、許してるスタッフの大人たちも問題ありだと思う。ちなみにカズマサは根底に愛があるから俺的には全然オッケーよ」と酔ってステージに上がることが許されている風潮への疑問を吐露。

 続けて「ステージっていうのは神聖な場所だよ。誠実に向き合ってくれた亮太、朝子ちゃん、香さんには感謝しかない。プロだよね。周りがチヤホヤして許すから裸の王様が出来上がるんだ。みんなが言わないんだから俺が言う。以前は尊敬してたけどね カズマサもバックステージで同じこと言ってたよ、本人に(笑)」と冷や汗の顔文字を付けて投稿。「照れ隠し??そんなのが通用するかね、いい大人が もうさ、この変わり映えしないロック界のピラミッド社会、いい加減壊して行かないかい?俺達から下の世代のミュージシャン諸君」と呼び掛けた。

 和田はこの日朝にもツイッターを更新し、「まぁ言われると思ってたが、誰が酔って良くて誰が悪いとか、そんな差別はしてない。ステージ前に酒を飲むなとも言ってない。ただ飲んでも演奏はちゃんとして、リハーサルで決めた段取りはちゃんと守って欲しい。格なんて関係ない。それをいい加減にされたら傷付くよやっぱり。適当に思ってんだなって」と心情を告白。フォロワーからは賛同や和田の問題提起に理解を示す声など様々なコメントが届いている。

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2022年5月2日のニュース