村主章枝さん ミス連発で暫定4位のワリエワに「らしくないというか、今までの演技ではないような感じ」

[ 2022年2月18日 11:47 ]

村主章枝さん
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 フィギュアスケートのトリノ五輪日本代表・村主章枝さん(41)が18日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。北京五輪フィギュアで、昨年12月のドーピング違反が判明しながら個人種目出場を認められたカミラ・ワリエワ(15、ロシア・オリンピック委員会=ROC)がフリーでミスを連発して、合計224・09点の4位でメダルを逃したことについてコメントした。

 今季、無敵を誇った姿とは全く違っていた。最終25番滑走で冒頭の4回転サルコーは着氷したが、次のトリプルアクセル(3回転半)はステップアウトで手をついた。4回転トーループはステップアウトで、続く3回転トーループは転倒。2本目の4回転トーループも転倒した。公式練習でも4回転トーループに失敗しており、五輪のプレッシャーに加え、ドーピング騒動の影響は明らかだった。

 村主さんは「精神状態っていうのが非常に出てしまうのがスピードっていう所なんですね」と指摘。「多少緊張してしまったりしますと、スピードが落ちてしまったり、またスピードが出すぎてしまったりっていうことがよくあるんですけど、昨日のワリエワ選手はスピード感があまり出ず、ジャンプを非常にミスしてしまったというような演技で、らしくないというか今までのワリエワ選手の演技ではないような感じだった」とワリエワの演技を振り返った。

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2022年2月18日のニュース