梅宮アンナ 辰夫さん看板黒塗り騒動 骨とう品店側の謝罪文に困惑 経緯説明のメールは「来てない」

[ 2021年10月20日 13:29 ]

梅宮アンナ
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 タレントの梅宮アンナ(49)が20日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)にVTR出演。父・梅宮辰夫(享年81)さんの看板が顔の部分だけ黒く塗られてしまった問題について骨とう品店側の謝罪文に困惑の表情を浮かべた。

 アンナは2019年12月に他界した辰夫さんが生前、名誉館長を務めていたという骨とう品店の看板が辰夫さんの顔だけ黒く塗りつぶされていたことについて、18日のインスタグラムで「余りにも残酷で、余りにも酷い行為に…涙が出て…悲しくて」と投稿。この投稿が大きな反響を呼んだことがあってか、当日、骨とう品店側は同社のサイトで「この度は弊社の屋外看板の件で多数の方々に不快な思いをお掛けし、誠に申し訳なく思っております。梅宮アンナ様には、何故、急遽、あの様な対応になってしまったのか、謝罪と共に経緯をメールにてお伝えいたしました。また取材等に対応するべきなのか?ということも梅宮アンナ様の了承を得てからにしたいと思いますのでご了承の程、宜しくお願い申し上げます」と謝罪文を掲載。現状では、スペース全体が白く塗りつぶされている。

 騒動について番組の取材に応じたアンナは黒く塗りつぶされた看板について「普通だったらあり得ない。でも、普通じゃないことが起きたんだと思って。すごいショックでした」「人の顔を黒く塗るという行為が私の中では恐ろしくて」「人の顔を黒く塗る、しかも顔だけですよ。もうあまりにもショックで」と思いを吐露した。

 アンナは「私もたまにあの通りは通るものでして、通るたびにやっぱり父が亡くなった後とかも、看板があると正直、家族は個人的にはほっこりするというか、『おはよう』とか看板に向かって『行ってくるね』とかって、何か『元気?』とか言って、正直すごくありがたいものだったんです」とその存在への思いを告白。そんな中、骨とう品店側から昨年9月に、辰夫さんの事務所に昨年いっぱいでの契約終了の申し出があったという。

 それでも、一向に看板を取り下げる気配もウェブやチラシなどでも辰夫さんの写真が使用され続けていたとし、「この10カ月間という期間は一切契約もしてないので、お金も発生してない」(アンナ)という状態であり、事務所側が今月に入り、骨とう品店側に写真の削除を要請したという。

 事務所側から骨とう品店側に連絡したところ「のらりくらりとはぐらかすと、そんな状態だった」(アンナ)だったとし、「弁護士さんに相談するしかないねってことになって、(それが)先週の木曜か金曜(だった)」。その後、看板を通りかかると顔だけ塗りつぶされていたという。

 その後、骨とう品店側から出された謝罪文にも困惑したというアンナ。「私も読んで『え?』って。『メールでお伝えしました』って書いてあるんですけど、来てないし」とし、「謝罪と共に経緯をメールにてお伝えいたしました」と書かれた文面を否定。取材対応についても「梅宮アンナ様の了承を得てから」という言い分についても「これはちょっと違うと思うんです。私に許可を得る必要は何もないですし、どうして黒塗りにしなきゃいけなかったのか?そこがちょっと聞いてみたい」と訴え。「ちゃんとマスコミの人が行くんであればきちっと対応をするべきだと思うし、そこは私に聞くレベルじゃないですよね」と困惑の表情を浮かべた。

 骨とう品店側は番組の取材に「ホームページ以上のことはお答えできません」としているという。

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2021年10月20日のニュース