大竹まこと 松坂大輔の引退試合に思い「プロのスポーツはいいこともすごいこともあるけど…」

[ 2021年10月20日 19:48 ]

大竹まこと
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 タレントの大竹まこと(72)が20日、パーソナリティーを務める文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)に生出演し、前日19日に引退試合に登板した西武・松坂大輔投手(41)についてコメントした。

 同局では「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」を「松坂大輔引退登板スペシャル」として、松坂一色の番組を放送。99年、松坂のデビュー戦を実況した斉藤アナが、最後のマウンドも実況した。渾身の実況を大竹も聞いていたといい、「1ストライク2ボールになった時は、一美さんの声も怪しかったね」と、感情が高ぶる様子を振り返った。

 「平成の怪物」と呼ばれ、日米をまたにかけて活躍した松坂の最後のマウンドに、大竹はショッキングな思いだったという。「あの怪物が投げた直球が118キロ。あの、ものすごい剛速球を投げていた…ストレートがだよ?118キロ。高めに浮いて。いやいやいや、118キロって表示を見た時、ちょっとビックリしてね」と、正直な思いを口にした。

 現役生活の終盤は、ケガとの戦いで思うような投球ができなかった松坂。大竹は「プロのスポーツって分かりやすいからさ、いい時と悪い時とか、すっごい分かりやすいじゃない?155キロを投げていた人が、118キロしか投げられないんだって。いいこともすごいこともあるけど、残酷なことも残酷だよね、分かりやすい分」としみじみ語った。

 番組アシスタントの砂山圭大郎アナ(46)は、松坂の入団1、2年目に担当記者を務めたという。「1年2年目は番記者で帯同ですよ。同じ新幹線移動し、飛行機移動し、休みの日は寮の前で待つ…」。すると、タレント壇蜜(40)から「ほぼ松坂ですね」といじられていた。

 松坂は最後にグラウンドを1周し、マウンドへ向かった。砂山アナは「マウンドに向かってもう1回立って、自分が見てきた風景を確かめて、マウンドに手を置いて『ありがとうございました』って感謝を伝えて。そのあたり、やっぱりうるっと来ました」と感慨深げに語った。

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