西川きよし、笑福亭仁鶴さん追悼「セスナ機で仕事をかけもちは仁鶴さんの時から」「追い越せなかった」

[ 2021年8月20日 19:20 ]

西川きよし
Photo By スポニチ

 上方落語の重鎮で、テレビの司会でも活躍した笑福亭仁鶴(しょうふくてい・にかく、本名・岡本武士=おかもと・たけし)さんが17日、骨髄異形成症候群のため大阪府内の自宅で死去した。84歳。大阪市出身。20日、吉本興業が発表した。

 タレントの西川きよし(75)は「ラジオでは機関銃のようにしゃべり、テレビでは爆笑に次ぐ爆笑。そして劇場では天井がぬけるほどの笑いの波、その後、やすしきよしが出るのです。いつも相棒と仁鶴さんに追いつけ追い越せで頑張ってまいりましたが、ついに追い越すことはできませんでした」と独特の言い回しで仁鶴さんについて語った。

 1985年4月にスタートしたNHK「バラエティー生活笑百科」の初代司会(相談室長)を務め、仁鶴さんに86年3月29日放送分からバトンを渡した。「四角い仁鶴がまぁ~るくおさめまっせ~」のフレーズもおなじみになった。「仁鶴さんの時からです。ヘリコプターやセスナ機で仕事をかけもちするようになったのは。四角い仁鶴さんがまるくかわいい隆子姫(奥様)にもうすぐお会いできますね。本当におつかれさまでございました。ごゆっくりお休みください。ご冥福をお祈り申し上げます」としのんだ。

続きを表示

2021年8月20日のニュース