野村真美 コロナ感染で舞台あいさつ欠席の川崎麻世に「大丈夫だと信じてます」

[ 2021年8月20日 14:01 ]

大阪・梅田の「シネ・リーブル梅田」で開かれた映画「ある家族」の舞台あいさつに登場した(左から)寺田もか、野村真美、奥仲麻琴
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 女優・野村真美(56)が主演の映画「ある家族」の大阪公開初日となった20日、大阪・梅田の「シネ・リーブル梅田」で舞台あいさつした。もう1人の主演・川崎麻世(58)が新型コロナ感染のため急きょ欠席。「大阪に来てから(欠席を)聞きました。(東京へ)帰ってから『大丈夫』ってLINEしようかと。どう触れていいのか分からない」と語った。

 川崎は19日に体調不良を訴え、医療機関で検査を受けた結果、新型コロナウイルス陽性と診断されたという。他の出演者が川崎と同席したのは7月30日だったため、濃厚接触者はいない。野村は「本人もセンシティブな状態だと思うので。まあ、大丈夫だと信じてます」と語った。東京での舞台あいさつの際には「45年目で初主演。いろんな思いを語っていた。残念だと思います」と心中を慮った。

 また、野村は19日に新型コロナウイルスによる肺炎のため82歳で亡くなった千葉真一さんとは旧知の仲。「20代の頃、何度かお仕事でご一緒させていただきました。食事にも連れて行っていただきました。言葉がないという感じ。胸が詰まる思いあります。82歳ですもんね」と故人を偲んだ。

 映画は、児童養護施設のひとつである「ファミリーホーム」が舞台。自宅で「ファミリーホーム」と呼ばれる新形態の児童養護施設を運営する夫婦のヒューマン・ドラマ。複雑な事情を抱えた子どもたちが、周囲の偏見やホームに持ち上がった様々な問題に直面しながら、家族としての絆を深める姿を描く。野村は「ぬくもりや愛が人生の力になれば。そういうテーマの映画。希望を与える作品です」とPRした。

 他の出演者は寺田もか(19)奥仲麻琴(27)、大城沙耶(17)あだち理絵子(46)ら。

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2021年8月20日のニュース