爆問・太田 東京五輪閉会式への批判に違和感「そもそも式典は退屈」「外国の目気にしすぎ」

[ 2021年8月11日 15:43 ]

「爆笑問題」の太田光
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 お笑いコンビ、爆笑問題の太田光(56)が10日深夜放送のTBSラジオ「爆笑問題カーボーイ」(火曜深夜1・00)に出演し、東京五輪閉会式についてコメントした。

 閉会式は8日夜、国立競技場で行われた。「代々木公園の休日を思い思いに過ごす」というコンセプトのもと、IOCのトーマス・バッハ会長による7分強のロングスピーチ中、公園に見立てた芝生に寝転んだり、帰宅してしまう外国人選手も見られた。ネット上やテレビ視聴者からも「退屈だ」などの意見があがった。

 太田は「式典ってああいうもんなんだよな、結局」と閉会式に言及し、「みんな文句言うじゃん。『バッハの話が長い』とか。閉会式も長かった、みたいな。いや、毎回やってるだろ、あれって思うんだよ」と語った。今回は東京で開催されたこともあり、注目度が高かったと指摘しつつ、「退屈だ、とか言うけど、そもそもさ、オリンピックの開会式も閉会式も退屈だろ」とした。

 1984年のロサンゼルス五輪開会式で、背中にジェット噴射装置を付けた「ロケットマン」が話題を集めたことに触れ、「せいぜい覚えているのはロケットマンくらい、そもそも式典なんだからさ、そういうもん。入場行進だってダラダラするわけじゃない。選手だってダレるわ、それは」と重ねた。

 日本選手団の活躍やアスリートの真剣勝負に称賛の声が寄せられていたこともあり、「終わったら終わったで『閉会式はショボかった』って。あんだけ楽しんでたのに?って。『すげぇな』って言ってたのに『閉会式、あれはねぇだろ?』って。いやいや、あんなに楽しんでたのに、前日まで?って思うよ」と、率直にコメント。そのうえで、「開会式、閉会式。そんな重要なもんじゃない。外国に恥ずかしいって言うけどさ、そこまで外国に見せることじゃない。外国の目を気にしすぎだよね、ちょっとね」と述べた。

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2021年8月11日のニュース