ガリガリガリクソンが売れない自身の写真集を爆破で在庫一掃 「本当にもう疲れました」

[ 2021年6月29日 19:17 ]

写真集を爆破するガリクソン
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 孤高のピン芸人ガリガリガリクソン(35)が自身のファースト写真集「YontaFe―fatboyslim―」の在庫一掃“爆破”を敢行したことを29日、自身のツイッターで発表した。

 制作費に250万円かけた写真集を5月に発売したものの、まったく売れなかった腹いせに在庫500部をまとめて吹っ飛ばした。爆破供養に向けては、殺し屋と少女の絆を描いた名作「LEON」(94年公開、監督リュック・ベッソン)のパロディー短編映画「写真集買ってくLEON―爆破オチなんて最低!―」を1日かけて、わざわざ製作。主役は「しばいたろか~!」のギャグで知られるリー五世(46)で、ラストシーンで写真集を壮大に葬った形だ。
 爆破は福岡県の筑豊で許可を取って計画的に実施した。プロの特殊効果担当を雇ったため、交通費を含め経費は50万円かかったという。

 西部警察並みか、仮面ライダーのショッカーの怪人が爆発したレベルの7メートル近い灼熱の火柱を体感したガリクソンは「いや~、本当にもう疲れました。“絶対に売れないから写真集を出すな”と会社が止めてくれたのに、ちゃんと聞くべきでした。すべて人気のなさが原因です。絶対売れるから写真集を出させてくれ!と直訴したのが失敗でした…」と反省しきり。

 所属の吉本興業の制止を振り切っての暴走。今年の1月から4カ月間かけて制作した写真集がバカ売れする夢が、一瞬で木っ端みじんとなったことに寂しさを募らせていた。

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