乃木坂46・秋元真夏 「こんなに揚げ物をしたのは初めて」

[ 2021年6月11日 09:45 ]

乃木坂46の秋元真夏が出演する文化放送「とんかつ特番」の告知ビジュアル
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 【牧 元一の孤人焦点】乃木坂46の秋元真夏(27)が、とんかつを揚げ続けるラジオ番組が放送される。タイトルが極めて長いが、趣旨が分かる。文化放送「とんかつ特番 feat.秋元真夏(乃木坂46)~『国民の嫁・秋元真夏』がファン全員にとんかつをひたすら作り続ける音をお届けしてみた。本人は一切しゃべりませんのでご了承いただけますと幸いですSP~」(13日深夜2・00)だ。

 どんな音が聞こえて来るのか…。制作途中の音源のごく一部を聴かせてもらった。局側の推奨を受け、イヤホンでの試聴。手洗いの音から始まり、やがて、鍋に肉を入れた音となる。クツクツクツ、サワサワサワ、パチパチパチ…。一口に「とんかつを揚げる音」と言っても、耳を澄ますと、さまざまな音が聞こえる。とても立体的だ。聞いているうちに、衣の色が次第に色濃くなる様子を見た気分にもなる。

 タイトルに「本人は一切しゃべりません」とある通り、実際に秋元が聴取者に向けて語りかけることはない。ところが、耳を澄ますと、軽いせき払いのような音、はなをすするような音、何かつぶやいている小声が聞こえる。イヤホンで聴きながら目を閉じれば、秋元が近くで料理しているかのような錯覚に陥る。ファンは多幸感に浸れるに違いない。

 この番組は「ASMR(聴覚、視覚への心地よい刺激)」シリーズの第10弾。一昨年12月のたき火から始まり、これまでチャーハンや花火、ハイボールなどを取り上げてきた。

 文化放送の加藤慶・編成部次長は番組のテーマ設定の基準について「音として心地よいもの、SNSで話題になりそうなもの」と説明。とんかつに決定した背景に関して「心と体の健康を保とうとする中で、食べることは重要。しっかり食べて、コロナ禍を乗り越えようという思いがある」と話した。

 このシリーズに芸能人が出演するのは初めて。秋元は同局「卒業アルバムに1人はいそうな人を探す人ラジオ サンデー」(日曜後7・00)のパーソナリティーを務め、料理を得意として「国民の嫁」を自称していることから、白羽の矢が立った。

 番組はキッチンスタジオで収録。ASMR用のマイクは高性能で、エアコンの風の音を拾ってしまうため、スイッチをオフに。暑い中で、とんかつを揚げ続けることになった。放送は90分だが、収録に要したのは約2時間。終了後、秋元は「こんなに揚げ物をしたのは初めて」と話していたという。

 人気アイドルグループのメンバーが、ラジオなのに語ることなく、料理に徹する試みは面白い。究極のASMRコンテンツになる可能性もある。深夜2時すぎからの揚げ物の音。酒を飲みながら聴くと、空腹感が募りそうだが…。一夜明けの食事を、とんかつにしよう!

 ◆牧 元一(まき・もとかず) 編集局デジタル編集部専門委員。芸能取材歴30年以上。現在は主にテレビやラジオを担当。

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