市川中車 歌舞伎役者として10年目に「生きているという実感を感じられる」

[ 2021年6月9日 05:30 ]

七月大歌舞伎の取材会に出席した市川中車
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(2演目/「感覚思い出す」/) 歌舞伎俳優の市川中車(55)が8日、都内で「七月大歌舞伎」(東京・歌舞伎座、7月4~29日)の取材会に出席した。

 第1部で「あんまと泥棒」「蜘蛛の絲宿直噺」に出演する。「2演目をやるのが久しぶり。その感覚を思い出すことから始まります」と冗談交じりに語った。2012年6月に歌舞伎役者として初舞台に臨んでから今月10年目に突入。「生きているという実感を感じられるのが僕にとっては歌舞伎。それは初舞台の時から変わりません」と力を込めた。

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