「海老蔵歌舞伎」演出を一部変更し上演

[ 2021年6月5日 05:30 ]

市川海老蔵
Photo By スポニチ

 歌舞伎俳優・市川海老蔵(43)が4日、京都・南座で開幕した「海老蔵歌舞伎」で、新作「KABUKU」の演出を一部変更して上演した。

 コロナ禍の現代と江戸時代を交錯させ地獄に送られた人々を描く物語。漫画「金田一少年の事件簿」原作者の樹林伸氏が原作で、海老蔵らが演出を担当。先月の東京・明治座での上演時に外国人が登場する場面で、中国人と推察される人物に疫病を広めたなどとののしるシーンがあり「人種差別ではないのか」などと批判があった。

 この日は中国人とみられる人物は登場せず、松竹は「明治座上演時に頂いた声を受けて、内容を変更して上演いたしました」とコメントした。

続きを表示

2021年6月5日のニュース