M―1ファイナリスト 大健闘も初めて感じた「悔しい」 人生を変えたR-1王者からの助言とは?

[ 2021年4月6日 18:10 ]

錦鯉
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「錦鯉」の長谷川雅紀(49)と渡辺隆(42)が6日深夜放送のテレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(月曜深夜0・15)に出演。漫才日本一を決める「M―1グランプリ2020」で学んだ人生の教訓を語った。

 共にピン芸人として活動していた2012年、渡辺が長谷川に声を掛けてコンビを結成。全く努力をせず、売れる気配もなかったが、芸人を辞める勇気もなく、ダラダラとした生活が続いていたという。

 そんな時に助言をくれたのが、「R―1ぐらんぷり2016」の王者・ハリウッドザコシショウ(47)。「長谷川がバカなんだから、バカを全面に押し出せ」との言葉を掛けてもらい、何が一番バカかを考えた結果、漫才冒頭でおなじみの「大きい声であいさつ」にたどり着いたという。本気で努力するようになった錦鯉は、月に5本新ネタを作るライブを続け、昨年ついにM―1決勝に進出。4位と健闘した。

 念願だったM―1決勝の舞台。渡辺は「負けても『清々しいかな』ぐらいに思っていた」という。しかし、頂点に立てず「人生で初めて悔しいという気持ちが芽生えた」と当時の心境を回想した。

 その経験から、渡辺は「悔しいと思えるぐらい本気で生きたほうがいい。悔しい気持ちは目的に向かって本気で努力して、それを達成できないと生まれない。目的があって悔しいと思わないと人間は成長できない」、長谷川は「『どうせ俺はここまでだ』『1位とか2位を取るタイプではない』と思っている人は逃げているだけ。そういう人は本気を出してみてください。気持ちのいい悔しさを得られる」と呼びかけていた。

続きを表示

2021年4月6日のニュース