NHK 橋田寿賀子さん追悼番組を放送 おしん総集編再編集も

[ 2021年4月6日 19:06 ]

脚本家の橋田寿賀子さん
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 NHKは6日、今月4日に亡くなった脚本家・橋田寿賀子さん(享年95)の追悼番組を放送すると発表した。

 8日は「クローズアップ現代+」で「独自映像 橋田壽賀子さん “今をちゃんと生きる”」(仮)とし、17年の同番組の単独インタビューや、泉ピン子の話などを通じ、橋田さんが伝えてきた「生きる意味」をひもとく内容となる。

 25日は「橋田壽賀子さんをしのんで~「おしん」を振り返る~」(仮)を放送する。大ヒットを記録した1983~84年の連続テレビ小説「おしん」の総集編を再編集し、「おしん」の世界観を振り返りながら、橋田さんにゆかりのある俳優たちが、橋田作品の魅力を語る。
 
 橋田さんが手掛けた「おしん」は83年11月12日にテレビドラマ史上最高の視聴率62・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。平均視聴率も52・6%と驚異的な数字をはじき出した。

 朝ドラは68~69年「あしたこそ」、「おしん」、92年「おんなは度胸」、94~95年「春よ、来い」と4作、大河ドラマは81年「おんな太閤記」、86年「いのち」、89年「春日局」と3作手掛けた。

 橋田さんは4日午前9時13分、急性リンパ腫のため静岡県熱海市の病院で死去。故人の遺志により葬儀やお別れの会は執り行わず、5日に荼毘(だび)に付された。

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