舘ひろし 故・渡哲也さんとの叶わなかった夢「渡さんと対決するような映画を作りたいと」

[ 2021年1月9日 15:01 ]

舘ひろし
Photo By スポニチ

 俳優・舘ひろし(70)が9日放送のTBS系「サワコの朝」(土曜前7・30)にゲスト出演し、昨年8月に肺炎で死去した俳優・渡哲也さん(享年78)との叶えられなかった夢について語った。

 所属する石原プロモーションは映画製作会社だが、舘は渡さんと映画で共演する機会は1度もなかった。「僕の夢は、どこかで渡さんと2人で対決するような映画を作りたいとは思ってたんですけど」。渡さんの思いも同じだったようで、「いつもどっかに行って時間があって、ぼーっとしてると、(渡さんが)『お前と映画やりたいな』って」と、お互いに話し合っていたという。MCのエッセイスト阿川佐和子氏(67)から「ダブル主演で?」と聞かれると、舘は「いやいや、渡さんが主演で」と恐縮していた。

 昭和を代表する映画スター石原裕次郎さんが立ち上げ、裕次郎さんの死後は渡さんが社長を継いだ石原プロは、16日をもって解散。58年の歴史に幕を閉じる。舘は「『石原プロだからこういう映画を撮らなきゃいけない』というのがあった。2人とも映画スターさんだから、そういう中で映画を作っていこうというか、縛りが多すぎちゃった気がする。もっと気楽に作っていればよかったのかな」と残念がった。

 舘は今後、個人で活動する見通しという。「楽しかった。本当に楽しかった。石原プロって楽しいんですよ。おもちゃ箱みたいな。爆破してぶっ飛んだり、倒れたり、ドッカーンって。楽しいじゃないですか?」と、石原プロの一員として過ごした日々を振り返った。

続きを表示

2021年1月9日のニュース