「ムツゴロウ」畑正憲氏 「俺は今でも諦めてない!」ぶっ飛んだ夢にバカリズムが絶句

[ 2020年8月29日 16:23 ]

バカリズム
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 お笑いタレント・バカリズム(44)が、29日放送のテレビ東京系「バカリ&秋山のしんどい家に生まれました!!~今なら笑えるトンデモ人生~」(土曜後1・00)に出演し、作家で動物研究家の「ムツゴロウ」こと畑正憲氏(85)の珍行動に驚きをあらわにした。

 バカリズムとお笑いトリオ「ロバート」秋山竜次(42)がMCを務め、偉人、有名人の家に生まれたがゆえにしんどかった歴史を明かすバラエティー番組。ゲストには畑氏の長女・津山明日美さんが出演した。魚を食べられない明日美さんを見かねて、家族で北海道東部の無人島に引っ越して自給自足生活を始めたり、島で子供のヒグマを飼ったりと、畑氏の自由すぎる生き方を語った。

 クマとの生活を振り返る当時の写真は、ほとんど畑氏がクマにかまれている姿。バカリズムが「お父さん、ちょくちょく食べられてましたね?」とたずねると、明日美さんは「子犬が甘がみしますよね。あれが100倍くらい強くなった感じ。かわいいけど怖かった」と本音を語った。

 食事は自給自足。近くの海で魚や昆布を取って食べており、明日美さんの魚嫌いも「自分で釣ると食べられるようになっちゃう」と、克服したことを明かした。ある日の夜、花咲ガニの“大漁”の日があったという。風呂桶からあふれるほど大量のカニの写真に、バカリズムは「ありがたみも何もないですね…」とツッコミを入れていた。

 畑氏は突拍子もないアイデアで、家族を驚かせ続けたという。ある時は、無人島にもかかわらず「島で焼きイモ屋さんをやろう」と決意。島の中央に屋台に屋台を置き、新聞の広告欄で告知をして客を呼ぼうとしたという。周囲の海が流氷で覆われ、屋台の運搬を断念したそうで、バカリズムは「良かったですね、結果的に」とつぶやいた。

 ところが、明日美さんは「1週間くらい前、『俺は今でも諦めてないんだ!』と言ってました」と、畑氏のチャレンジ精神が健在であることを告白。バカリズムも「無人島に?無人だって言ってるのに…」と絶句していた。

 畑氏はバカリズムの大ファンという。バカリズムが「めちゃめちゃうれしい。近づいたら『よーしよしよし』ってやってくれるのかな?」と喜ぶと、明日美さんは「絶対されます」と断言していた。

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2020年8月29日のニュース