大泉洋 コロナ時代でも「目の前で人が演じるモノを、より人が欲するんじゃないかな」

[ 2020年6月26日 11:40 ]

大泉洋
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 俳優の大泉洋(47)が25日の日本テレビ「news zero」(月~木曜後11・00、金曜後11・30)にVTR出演。有働由美子キャスター(51)と対談し、新型コロナウイルス時代のエンターテインメントについて語った。

 緊急事態宣言中はリモートでWOWOWドラマ「2020年 五月の恋」に挑戦。女優の吉田羊が「今だからできるドラマを作りましょう」と誘ってくれて、オファーから2週間で撮影。「いい台本と、いい出会いがあれば面白いものができて。僕ら役者にもできることはあるんだよねとは思いました」と振り返った。

 一方、今月予定した三谷幸喜氏(58)が脚本、演出を手掛ける舞台「大地」は7月1日に東京・渋谷のPARCO劇場での初演が決定。台本は「ソーシャルディスタンスバージョン」に直され、稽古に臨んでみたものの「いや難しい。すごい難しい」と明かした。

 「近い方が熱量届きやすいからね。例えば、怒るシーンで近づくとか、愛を語るシーンで近い方が自然なわけで。そこを近寄らずにお芝居をするっていうのは、より力量が必要なんだろうとは思います」と説明。

 ただ、役者としては「目の前で見てもらってなんぼなんじゃないの」との思いも強くなった。「配信が増えてライブ離れみたいなことを言う人もいたけど、何か結局は生のモノが。目の前で人が演じるというのをモノを、より人が欲するんじゃないかなと思いましたけどね」と真摯に語った。

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2020年6月26日のニュース