コロナ感染の宮藤官九郎演出舞台「もうがまんできない」 東京公演すべて中止

[ 2020年4月7日 13:47 ]

宮藤官九郎
Photo By スポニチ

 大人計画は7日、舞台「もうがまんできない」(東京・本多劇場)の東京公演をすべて中止すると発表した。

 同作は演出を担当する脚本家で俳優の宮藤官九郎(49)が新型コロナウイルスに感染したことが3月31日に判明。当初は4月2日開幕の予定だったが、初日を14日に延期していた。

 公式サイトでは「この度は公演の一部中止、宮藤の療養などご迷惑とご心配をおかけしております」とあいさつ。「4月14日の初日を目指しておりましたウーマンリブvol.4『もうがまんできない』公演ですが、4月に入ってからも新型コロナウイルス感染の減少には至っていない状況を鑑み、東京公演をすべて中止とさせていただくことに致しました」と、5月3日までの東京公演をすべて中止とすることを発表した。

 「残念なことではありますが、今は皆様の感染リスクを減らすことが最優先と思い、判断致しました」と続けた。

 なお、5月9日開幕予定の大阪公演に関しては「今後の感染状況、政府や関係機関からの発表により、随時判断させて頂きたいと思っております」としている。

 同作には、松尾スズキ(57)、阿部サダヲ(49)、荒川良々(46)、柄本佑(33)らが出演。宮藤自身も出演予定で、宮藤の感染が確認されるまでは都内で稽古を行っていた。その後、出演者は濃厚接触者として自宅待機の措置が取られていた。

続きを表示

2020年4月7日のニュース