「神戸新開地・喜楽館」オープン1周年 笑福亭仁智らが口上

[ 2019年7月11日 15:39 ]

神戸新開地・喜楽館の1周年記念セレモニーで鏡開きする(左から)高四代喜楽館館長、笑福亭仁智、桂米団治、桂あやめ
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 オープン1周年を迎えた「神戸新開地・喜楽館」の記念セレモニー・特別公演が11日、開催され、上方落語協会会長の笑福亭仁智(66)、桂小枝(64)らが口上を述べた。

 仁智は「昨年のオープンの日はカンカン照りでした。なんとか無事、1周年を迎えられました」とホッとした顔。昨年7月11日の開館から3月31日までの265日間で、客席数210席で観客動員は4万5800人。「ほぼ予想通りでした」と新開地まちづくりNPOの藤阪昌弘事務局長。06年9月15日にオープンした大阪・天満の天満天神繁昌亭は、喜楽館とほぼ同じ席数216席で、250日間で10万人超。天神橋筋商店街の活性化にもつながった。喜楽館はその半分にも満たないが「ようやく1年。これからが正念場です」と高四代館長は気合いを入れ直していた。

 地元出身の桂あやめ(55)は「御朱印帳が流行っているので“御笑印帳”を作りました。8回くれば無料招待券がもらえます」とアピール。副会長の桂米団治(60)は「喜楽館1周年と掛けまして、四番打者が満塁ホームランを2本打った時、と解きます。8点(発展)間違いなしで」と謎かけ。笑いを誘った。

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2019年7月11日のニュース