市川海老蔵 歌舞伎界にも“働き方改革”訴え「私は変えないといけない」

[ 2019年7月11日 12:42 ]

歌舞伎俳優の市川海老蔵
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(41)が自身のブログで、歌舞伎界の“働き方改革”を訴えた。

 海老蔵は「歌舞伎の公演は皆さまが思われている以上に重労働です。毎日休みなく昼夜公演があるのが正常という昨今です」と切り出し、「七月大歌舞伎は数年前から半日休みを導入しています。私の意志です」と続け、「主演もさることながら周りの人々も皆休みなく働くわけです。その月により楽な時 まぁ基本楽はないですが 笑 大変な時 様々とは思いますが、どちらにしろ 1日も完全休養がない」と現状を訴えた。

 さらに「という事実は現実としてあり それを我々は背くことなく日々舞台に立つ。日々舞台に立つ事は役者にとってとても幸せで名誉な事です」としたうえで「しかし 根が役者なので大半の方は懸命に一生懸命日々努めます。風邪ひいていようと 声が出なくても具合悪くても 場合によっては歯医者さんや病院も行けない月が数カ月続くこともある」とつづり、「これは良くない」とキッパリ。

 「そんな環境に自分なら耐えられても 次の世代 次の次の世代に 引きずる事は果たしてどうなのか?」と投げかけ、「父もずっとでした、、私は変えないといけない、そう思います」と決意。「しかし 今日夜の部なく ボッーっと車の中で過ごす少しの時間、なにもしないよりも 何かに夢中に 何かにがむしゃらに 命懸けで出来る仕事とは誠に尊い そう感じます」とも。「しかし 健康あっての 舞台なので、、どうですかね?」と問いかけた。

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2019年7月11日のニュース