【明日7月12日のなつぞら】第89話 麻子、坂場に違和感…咲太郎はある海外映画の吹き替えに挑戦

[ 2019年7月11日 13:00 ]

連続テレビ小説「なつぞら」第89話。喫茶店で話し合うなつ(広瀬すず、左)と茜(渡辺麻友)(C)NHK
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 女優の広瀬すず(21)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜前8・00)は12日、第89話が放送される。

 東洋動画では、なつ(広瀬)のアイデアにより脚本が固まり、ようやく短編映画の制作が動き出す。坂場(中川大志)は新人の神地(染谷将太)とともに絵コンテの作業に進もうとするが、何でも勝手に決めてしまう坂場のやり方に、麻子(貫地谷しほり)は違和感を覚える。その頃、咲太郎(岡田将生)は蘭子(鈴木杏樹)や雪次郎(山田裕貴)たち所属俳優をスタジオに集め、ある海外映画の吹き替えに臨もうとしていた。

 節目の朝ドラ通算100作目。大河ドラマ「風林火山」や「64」「精霊の守り人」「フランケンシュタインの恋」、映画「39 刑法第三十九条」「風が強く吹いている」などで知られる脚本家の大森寿美男氏(51)が2003年後期「てるてる家族」以来となる朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

 音楽は数多くのアニメ作品に携わり、代表作に「おそ松さん」「3月のライオン」などがある橋本由香利氏。主題歌は「ロビンソン」など数々の名曲で知られる4人組ロックバンド「スピッツ」の「優しいあの子」。スピッツが朝ドラに楽曲を提供したのは初。語りはお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良(54)で、内村がドラマのナレーションを務めるのも初となった。

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