「まんぷく」第23週平均は21・7% 新商品のイメージに一同戸惑う

[ 2019年3月11日 10:04 ]

女優の安藤サクラ
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 女優の安藤サクラ(33)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(月〜土曜前8・00)の第23週の平均視聴率が21・7%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが11日、分かった。

 第23週の各日の番組平均は4日=21・4%、5日=21・8%、6日=22・5%、7日=21・8%、8日=21・1%、9日=21・4%だった。初回23・8%と朝ドラの初回としては今世紀最高のスタートを切り、第13週までは20%台で推移。年末年始で放送を休止し、1月4、5日のみの放送となった第14週は19・7%と初めて20%を割ったが、第15週で20・9%と大台を復帰し、第16週=21・2%、第17週=21・8%、第18週=21・1%、第19週=21・4%、第20週=21・4%、第21週=21・6%、第22週=20・6%と推移していた。

 朝ドラ通算99作目。大河ドラマ「龍馬伝」、フジテレビ「HERO」「ガリレオ」「海猿」などのヒット作を手掛けた福田靖氏のオリジナル脚本。インスタントラーメンを生み出した日清食品の創業者・安藤百福(ももふく)氏と、その妻・仁子(まさこ)さんの半生をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で明るくひたむきに生き抜く福子(安藤)とバイタリティーあふれる実業家の夫・萬平(長谷川博己)の波乱万丈の物語を描く。3月30日まで全151話。

 女優・芦田愛菜(14)が最年少で全編の語りを担当。主題歌「あなたとトゥラッタッタ♪」は「DREAMS COME TRUE」が書き下ろした。

 第23週は「新商品!?」。即席ラーメンの製造企業をとりまとめる協会を発足し、萬平(長谷川)が会長に就任して11年。協会に所属する企業は350社以上で、市場は飽和状態に。即席ラーメンの売り上げが伸び悩む中、萬平は危機感を覚えて、社運をかけた新商品を開発しようと動き出す。神部(瀬戸康史)ら若手の社員にもアイデアを募り、開発チームを編成。そこにはまんぷく食品に入社した萬平、福子夫婦の長男・源(西村元貴)も抜擢され、福子(安藤)は喜ぶ。しかし萬平が示した新商品のイメージに一同は戸惑う…という展開だった。

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2019年3月11日のニュース