第69期大阪王将杯王将戦が開幕

[ 2019年1月9日 10:46 ]

第69期大阪王将杯王将戦1次予選開幕戦に挑む神谷広志八段
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 将棋の第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の1次予選が9日、東京・将棋会館で開幕した。

 第68期挑戦者決定リーグ戦出場者やタイトル保持者らを除く148人の棋士が7つの組に分かれてトーナメント戦を戦い、各組の勝者が2次予選に進出。開幕カードでは1組の大平武洋六段(41)―杉本和陽四段(27)、4組の小林宏七段(56)―高田尚平七段(56)、5組の神谷広志八段(57)―川上猛七段(46)の3局が行われている。 1次予選の持ち時間は各3時間。本日夜までの終局が見込まれている。

 今棋戦には、中華料理チェーン「大阪王将」を展開するイートアンドが特別協賛する。王将戦は1950年度に一般棋戦として始まり、翌51年度からタイトル戦に昇格。初代王将は升田幸三・実力制第4代名人で、以降、大山康晴15世名人、米長邦雄永世棋聖、中原誠16世名人、谷川浩司九段、羽生善治九段らそうそうたる名棋士が王将位に就いている。

 第68期7番勝負は1月13日、静岡県掛川市で開幕。3連覇を目指す久保利明王将(43)と、5期ぶりの復位を目指す渡辺明棋王(34)が挑戦する。

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2019年1月9日のニュース