稲垣、草なぎ、香取「想定外の幸せ」パリで“１周年”祝杯挙げた

新潟市内でトークショーに出演した草なぎ（後列左端）香取（後列右から２人目）稲垣（後列右端）
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　新しい地図の稲垣吾郎（４４）、草なぎ剛（４４）、香取慎吾（４１）が２９日、新潟市内で行われた「ＮＳＴまつり」でトークショーに出演した。

　日本財団パラリンピックサポートセンタースペシャルサポーターを務める３人は、陸上男子走り幅跳びで北京、リオデジャネイロの夏季パラリンピック、スノーボードで平昌冬季パラリンピックに出場した山本篤（３６）とともにパラスポーツの魅力などについてトークを繰り広げた。

　さらにそれぞれがパラスポーツを体験。稲垣は車いすバスケットボール、草なぎはパラ・パワーリフティング、香取はボッチャに挑戦した。最後はパラスポーツ応援ソング「雨上がりのステップ」を歌って約２３００人の観客を沸かせた。

　３人が新潟を訪れるのは０６年８月のコンサート以来１２年ぶり。稲垣は「久々に新潟に来て地元のファンに会えてうれしかった。新潟から全国に発信してパラスポーツの魅力が広がっていけば良い」と話した。

　パラ・パワーリフティングに挑戦した草なぎは「２０２０年までに自分の体重（６４キロ）を挙げるのが目標。そうなれば自分のパフォーマンスも上がる」とアスリートばりのコメントで笑いを誘った。

　新しい地図を立ち上げてちょうど１年。香取は先日、個展を行ったフランス・パリで食事した際、３人で祝杯を挙げたことを明かし「１年前、まさかパリで“１年だね”と乾杯できるなんて想定外だった。そうなりたいと思って突き進んできたが、それ以上のことが起きて幸せ」と感慨に浸っていた。