武井壮 マスターズ陸上快挙の舞台裏 金メダルにも涙「こんな悔しい…」

[ 2018年9月26日 09:13 ]

MBSテレビ「戦え!スポーツ内閣」で「マスターズ陸上2018」の4×100メートルリレー金メダルを喜ぶ朝原宣治氏(左)と武井壮
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 MBSテレビ「戦え!スポーツ内閣」が放送開始100回目を記念しての特番「100回記念だから世界に挑戦しちゃいました!生放送スペシャル」(26日深夜0・11)で、MCの武井壮(45)が、北京五輪銀メダリスト・朝原宣治氏(46)らとスペイン・マラガで8月に開催された「世界マスターズ陸上2018」のM45クラス(男子45〜49歳)4×100メートルリレーに挑戦。金メダルを獲得するまでの3か月にわたる密着取材を放送する。

 武井が「世界記録を一緒に出そうよ」と朝原氏を口説いて、日本陸上界のレジェンドが10年ぶりに競技復帰。日本国内でバトンリレーを繰り返したが、朝原氏が右ふくらはぎを痛めるアクシデントも発生。それでも武井は「朝原君は僕にとって憧れ。僕らの世代のスーパースターと一緒に走れるのは、すごいご褒美なんです」と語り、交代要員は立てず、あくまで朝原氏とともに金メダルを目指した。

 試合では他国に圧倒的な差をつけて堂々の優勝を果たしたが、43秒42の世界記録には0秒3届かなかった。武井は試合後、天を見上げながら「こんな悔しい金メダルはないな…」とつぶやき「いつかもっと大きい夢と目標とかか叶えたいなと思っているので…今回はすいませんでした。そしてありがとうございました」と涙を見せながらその無念ではあるが、熱い想いを語った。

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