藤井七段がNHK杯敗退 初戦で今泉四段に敗れる

[ 2018年7月15日 12:13 ]

 将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(15)は15日に放送された第68回NHK杯トーナメント1回戦で、今泉健司四段(45)に敗れた。今回が初戦だったが、2回戦に進めず同棋戦の敗退が決まった。これで高校進学後、2018年度の通算成績は10勝3敗となった。

 対局は藤井七段の後手番。終盤まで難しい局面が続いたが、最後は相手の攻めが決まり、押し切られた。

 勝利した今泉四段は14年、プロ編入試験に合格し、戦後最年長の41歳で会社員から転身した異色の棋士。

 藤井七段は昨年のNHK杯トーナメントで、永世名人の資格を持つ森内俊之九段(47)を破ったものの、3回戦で名人戦順位戦の最上位、A級に在籍する稲葉陽八段(29)に敗れ、惜しくもベスト8進出を逃した。(共同)

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2018年7月15日のニュース