最後はニッポンコールで拍手…「日本魂を見せてくれた」

[ 2018年7月3日 08:31 ]

まさかの逆転劇に頭を抱えるサポーターら(大阪のスポーツバー「DIJEST」にて)
Photo By スポニチ

 サッカーW杯・決勝トーナメント「日本―ベルギー戦」が行われた3日未明、大阪・ミナミのスポーツバー「DIJEST」では延べ約500人が声援を送った。

 日本代表が初のベスト8をかけて挑んだ運命の1戦。午前3時のキックオフにもかかわらず顔にペイントを施した人ら熱心なサポーターが詰めかけ、太鼓に合わせ大合唱やジャンプで盛り上がった。

 後半開始早々、原口と乾のゴールに場内はお祭り騒ぎ。だがその後、“赤い悪魔”の反撃に悲鳴が響いた。後半終了直前のまさかの逆転劇。場内は静まりかえり大勢が頭を抱えたが、最後にはニッポンコールとともに拍手が送られた。

 大阪市の大学生・菱田文人さん(22)は「正直、2点取ってこのままいけると思ったので悔しい」と肩を落としたが、「日本魂を見せてくれたし、いい試合だった。文句は言えない」と、FIFAランキング3位の強豪を苦しめたサムライブルーの健闘をたたえた。

 菱田さんは日本のグループリーグ初戦(コロンビア戦)をロシアで観戦したといい、「コロンビア人だらけでアウェー感あったけど、日本が勝ってくれて感動したし、誇らしかった」と振り返った。「今大会で日本のサッカースタイルが確立された気がする。負けた悔しさをバネにさらに強くなってリベンジして」と、エールを送っていた。

続きを表示

2018年7月3日のニュース