くまモン「ぬりえTシャツ」で復興支援 香川真司は色違いの黄色いくまモン

[ 2018年4月13日 10:08 ]

「くれよんでぬる くまモンのぬりえTシャツ」発売イベントでPRするくまモン。左のTシャツはくまモン、右はサッカーの香川真司が色を塗った
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 熊本県のPRキャラクター、くまモンが12日、都内で「熊本地震チャリティープロジェクト2018」のイベントに参加した。

 プロジェクトは熊本県に本社を置き、地震発生直後からさまざまな復興支援を続けてきた衣服ブランド「ファクトリエ」が主催。今年は「くれよんでぬるくまモンのぬりえTシャツ」をネット上で発売する。熊本製の白地Tシャツに描かれた無色のくまモンに、協賛社ぺんてる製の布用クレヨンを使い色を塗ることで、オリジナルのTシャツを作ることができるというもの。制作費を除いた収益は、熊本県に全額寄付される。

 この日のイベントではくまモン自身がTシャツに色を塗り、サインも書き入れた。この1着は、SNS上のキャンペーンでプレゼントされる。さらにくまモンが6月から9月まで熊本県内の小学校や仮設住宅を訪れ、子供100人とTシャツに塗り絵をするイベントが開催される予定。ファクトリエの山田敏夫代表(35)は「子供たちを巻き込んだチャリティーをしたかった。全然違う色のくまモンがいてもいい。子供たちの毎日が明るくなるきっかけになれば」と語った。

 これまでくまモンとともに復興支援を続けてきたサッカーのドルトムントMF香川真司(29)もこの企画に賛同し、塗り絵にチャレンジした。イベント会場では、香川がくまモンの体をチームカラーの黄色に塗るVTRが公開され、完成したTシャツがお披露目された。

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2018年4月13日のニュース