長澤まさみに女優主演賞、良作との出合い喜ぶ「運あると思う」

[ 2018年1月18日 05:30 ]

2017年毎日映画コンクール女優主演賞

女優主演賞を受賞した長澤まさみ
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 女優主演賞は「散歩する侵略者」の長澤まさみ(30)が初受賞した。

 長澤は2年前に「海街diary」で女優助演賞を受賞したばかり。良作との出合いが続き、30歳の節目に主演賞を手にし「自分が凄くいいと思える台本に出合えるのは難しいこと。そういう運があるなと思います」と顔をほころばせた。

 侵略者に体を乗っ取られた夫に翻ろうされながら、愛を貫き力強く行動する主人公。異変に戸惑う姿を通じて観客を作品世界へいざなう役を担い、リアリティーあふれる演技力が高く評価された。

 SFやサスペンス要素もあるファンタジックな作品だが、軸となるのは松田龍平が演じる夫とのラブストーリー。「私はラブストーリーを演じてきたことが多いので、今までの経験が生きたと思います。そこ(愛)がうそに見えてしまうと元も子もない。疑似恋愛ではなくて本当に好きになることがいつもの課題です。自分をだますことはお芝居をする上で大切だと思うので、本当に松田さんを好きな気持ちでいました」

 作品が提示する「愛」を時に母親のような懐の深さで体現。元々面倒見の良い性格だというが、近年は特に演技に母性が垣間見え、役に深みを増している。「私にとって母の存在が大きく、考え方は母に影響されているので、一人の女の子ではなく母親のような気持ちで相手役との関係性を考えがちです。母性がどう作用するのかで役と向き合っています」

 00年に「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞しキャリアは18年。作品も役幅も広がり、女優業の魅力を再発見した。「可能性を自分で大きくしていくことができる面白い仕事で、思っていたよりも奥行きのある世界でした。見る人も目が肥えているので、ちゃんと自分自身を更新していかなくちゃいけないと思います」。現状に甘えず、さらに磨きをかけていく。

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