「わろてんか」好調 第2話は21・3% 2回連続大台超え

[ 2017年10月4日 10:00 ]

NHK連続テレビ小説「わろてんか」のヒロインを務める葵わかな
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 女優の葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(月〜土曜前8・00)の第2話が3日に放送され、平均視聴率は21・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが4日、分かった。初回の20・8%から0・5ポイント上昇し、2回連続大台超えとなった。

 初回は前作「ひよっこ」終盤の高視聴率を引き継ぎ、20・8%。2作ぶりに朝ドラ初回20%の大台を突破し、好発進した。

 初回から2回連続大台超えは「べっぴんさん」(2016年後期)の21・6%、20・5%以来2作ぶり。

 吉本興業創業者・吉本せいさんの生涯をモチーフにしたオリジナル作品。明治後期、京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女として生まれた藤岡てん(葵)が、夫・藤吉(松坂桃李)と寄席の経営に乗り出し、大阪を“笑いの都”に変える姿を描く。

 朝ドラ97作目。脚本はドラマ「美女か野獣」「働きマン」「学校のカイダン」、映画「ホットロード」「アオハライド」「君の膵臓をたべたい」などの吉田智子氏が手掛ける。演出は本木一博氏、東山充裕氏、川野秀昭氏。ナレーションは小野文惠アナウンサー(49)がドラマの語りに初挑戦。主題歌「明日はどこから」は松たか子(40)が作詞・作曲・歌を担当した。来年3月31日まで全151回。

 第2話は、大切な商談を台なしにしたてん(新井美羽)は、父・儀兵衛(遠藤憲一)から「笑い禁止」を命じられる。その「禁」を解いてもらえるよう、祖母・ハツ(竹下景子)は今まで以上にてんを厳しくしつける。母・しず(鈴木保奈美)から、儀兵衛が今回の商談のためドイツ語を必死に勉強していたことを聞かされたてんは、大変なことをしたと気付き、落ち込む。兄・新一(千葉雄大)は「てんの笑顔を見ると元気になる」と妹を励ます…という展開だった。

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2017年10月4日のニュース