「ひよっこ」第110話 また自己最高更新23・7%! 勢い止まらず

[ 2017年8月9日 10:00 ]

NHK連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロインを演じる有村架純
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 女優の有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(月〜土曜前8・00)の第110話が8日に放送され、平均視聴率は23・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが8日、分かった。第105話(2日放送)の23・5%を上回り、中5日でまたも自己最高を記録した。前日の第109話でも23・3%と自己最高に迫る高い数字をマークしていた。

 第94話(7月20日)から17回連続の大台突破。第17週からは、ヒロイン・みね子(有村)が行方不明だった父・実(沢村一樹)と劇的な再会を果たしたものの、記憶喪失になっていることが判明。しかも、行方不明になっていた2年半、人気女優の川本世津子(菅野美穂)と一緒に暮らしていた。美代子(木村佳乃)も実と再会。実はみね子とともに暮らすことに。物語の急展開とともに、週間平均視聴率(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出)も第17週(7月29日〜月5日)=22・4%と自己最高を更新した。みね子たち矢田部家の新たな物語がスタートした第18週にも、展開に注目が集まっており、勢いそのままに好調をキープしている。

 東京五輪が開催された1964年から始まり、東京に出稼ぎに行ったものの、行方不明になった父を捜すため、集団就職で上京する谷田部みね子(有村)の姿を描く。“金の卵”が自らの殻を破り、成長していく波乱万丈の青春記で、幸せな家族を取り戻す大冒険を繰り広げる。

 朝ドラ通算96作目。脚本は「イグアナの娘」「最後から二番目の恋」などで知られる岡田惠和氏(58)によるオリジナル作品。朝ドラは「ちゅらさん」「おひさま」に続く3作目。演出は黒崎博、田中正の両氏。語りは元女子マラソン五輪代表の増田明美氏(53)。主題歌「若い広場」は桑田佳祐(61)が書き下ろした。9月30日まで全156話。

 第110話は、「自分のことを知りたい」と言う実(沢村)に、みね子(有村)は記憶をなくす前はどんな人だったのか、ゆっくりと時間をかけて伝える。みね子の話を聞いた実は「奥茨城に帰っみっかな」と言う。忙しい時期に休みを取ることを躊躇するみね子だったが、「すずふり亭」の面々は大切な仲間だからと快く送り出してくれる…という展開だった。

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2017年8月9日のニュース