赤星氏、未来の球児へ「努力すれば夢は叶う」高校野球トークショーで力説

[ 2017年8月9日 22:14 ]

「キット、願いかなう 青春の流れ星天体ショー」のイベントに出演した赤星憲広氏(前列中央)。前列左から元大分高野球部マネージャー・首藤桃奈さん、歌手・強、(1人とんで)かみじょうたけし
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 元阪神・赤星憲広氏(41=本紙評論家)、高校野球大好きピン芸人・かみじょうたけし(38)が9日、西宮・甲子園浜で開催された「キット、願いかなう 青春の流れ星天体ショー」に出演。甲子園にまつわる熱いトークショーで約100人のちびっ子ファンは盛り上がった。

 第99回全国高校野球選手権大会を開催中の甲子園球場から南西1・2キロにある甲子園浜野球場で開催されたイベント。高校野球大好き芸人としてブレイク中のかみじょうと赤星氏がトーク。大府高時代の1993、94年春の選抜に2度出場した赤星氏は「春は2回出場して、2回ともボクのエラーで負けた。でも、今は皆と笑い話にできる。甲子園に出ることはホントに素晴らしいこと。子供の頃から目標はプロでなく、甲子園出場でした。身体が大きくなくても、努力すれば夢は叶います」と未来の球児たちに力説した。

 高3夏は愛知県大会初戦(2回戦)で伏兵の横須賀高に敗れた赤星氏。5回まで7−0とリードしながら、次戦の中京(現中京大中京)との試合に備えてエースを降板させ、8−9で逆転負けを食らった。最後の打席は敬遠四球。満塁の逆転サヨナラのチャンスだったが、最後は二塁走者としてゲームセット。「その光景は今も忘れられません」と34年前の夏を回想した。

 また、ゲストで出演したのは元大分高校野球部マネージャーの首藤桃奈さん(18)。昨年夏、甲子園練習の際にユニホーム姿でグラウンドに立ち、大会関係者から制止されて話題となった。ルール改正のキッカケを作ったのが彼女だった。今は大学で英語を学ぶ女子大生。「将来はアナウンサーになりたい」と目標を語った。高校野球関係の仕事にも興味があるそうだ。

 イベントの最後には「頑張る球児を応援する」「球児の健闘を流れ星に願う」ために、最新の発光技術を用いて、甲子園上空に流れ星が出現する“天体ショー”。子どもたちが流れ星に「プロ野球選手になりたい」「甲子園に出たい」などと願いを込めた。

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