吉高由里子 松山ケンイチとの共演シーンは「ずっと金太郎でした」

[ 2017年7月9日 14:12 ]

映画「ユリゴコロ」のクランクアップ会見を行った吉高由里子
Photo By スポニチ

 女優の吉高由里子(28)が9日、5年ぶりの主演映画となる「ユリゴコロ」(監督熊澤尚人、9月23日公開)のクランクアップ会見に共演の松山ケンイチ(32)、松坂桃李(28)らとともに出席した。

 過去と現代が交錯したミステリーで、両パートを別々に撮影。すべて終了したのは前日の8日だが、過去パートに出演の吉高は昨年9〜10月に撮り終えており、「現代パートの方は先に見ていてずるい。こうやって並んでいても全然親近感が沸かない」と冗談めかした。

 それでも、殺人でしか存在を主張できない異色の役どころに「私は脚本を読むのにけっこう時間がかかるのに、あっという間に読み終えた。今までやってこなかった役なので、すごく興味があってぜひぜひやりたいと思った」と強調。「過去と現代がどう交わって、化学反応を物語になっていくか期待大です」と完成が楽しみな様子だ。

 吉高と恋に落ちる青年役の松山は、「由里子ちゃんに初めて会ったのは10年くらい前で、クセの強そうな女の子だと思って。そういう人は大好きなので、撮影は過酷だったけれど一緒だから乗り越えられた。変わったシーンが多くて、ギャグかと思うシーンもあった。2人ともスッポンポンだったこともあったね」と意味深発言。吉高も、「ずっと金太郎でしたよね」とさらなる意味不明発言で煙に巻いた。

 原題パートで語り部的な役どころを演じた松坂は、「これほど過去と現代がはっきり分かれた作品はそうそうない。想像はつかないが、監督の絶妙な仕掛けがどう作用してできあがるのか楽しみ」と期待。だが、自身の役も含めストーリーについては明かせない部分も多く、「あれがああで、これがこうでこう…。伝わりますかね」と苦笑いしていた。

 ほかに佐津川愛美(28)、清野菜名(22)、木村多江(46)らが共演する。

続きを表示

2017年7月9日のニュース