ユーミン　かまやつさんの遺影に絶叫「イェーって言えー！」

ムッシュかまやつさんお別れの会

かまやつさんを偲んで「中央フリーウェイ」を歌う松任谷由実
Photo By 代表撮影

　ユーミンは、スパイダースが「フリフリ」を演奏した直後に登場。休憩後、再び演奏予定だったスパイダースの“露払い”とも言える番手を、ポップスの女王が務める形となったが「参加させてもらえて光栄。スパイダースを見てたら楽しそうで泣けました」と話し、かまやつさんへの尊敬の深さをうかがわせた。

　かまやつさんは楽屋に出入りしていた女学生時代からユーミンの才能に着目。プロデューサーを務めた７２年のユーミンのデビュー曲「返事はいらない」は３００枚しか売れなかったが、ユーミンはかまやつさんの才能を慕い続けた。

　９９年に世話人を務めたかまやつさんの還暦祝いの会の思い出に触れ「打ち上げで吉田拓郎さんと泉谷しげるさんが取っ組み合いのけんかになって、翌年反省会をした」と苦笑。元々かまやつさんに提供する予定で書かれた自身の名曲「中央フリーウェイ」を歌唱すると、天国のかまやつさんのまなざしを感じたのか、遺影を見ながら「いる！ここにいる！かまやつさん。イェーって言えー！」と絶叫した。