全国ツアー完走の安室奈美恵 念願100公演かない「とても嬉しい」

[ 2017年5月4日 04:01 ]

100公演目ツアーファイナルを行う安室奈美恵
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 歌手の安室奈美恵(39)が3日、大阪・オリックス劇場で全国ツアー「namie amuro LIVE STYLE 2016―2017」の最終日を迎え、NHKリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックのテーマ曲「Hero」など全27曲を熱唱した。

 自身最多となる全100公演に及ぶツアーを完走し、「初めての100公演を終えることができてとても嬉しく思います」とコメント。ラストには「今日はどうもありがとう。また遊びに来てね〜!バイバ〜イ」とファンに感謝した。

 オープニングから激しいダンスと歌で盛り上げ、1曲終わるごとに観客2400人から拍手と大歓声が上がった。照明やLEDスクリーンが内蔵された6本の可動式タワーを駆使した豪華演出。変わらぬ体形でミニドレスや大胆に肩を露出したものなど5パターンの衣装を着こなし、約2時間のステージを目でも楽しませた。

 同ツアーは昨年8月19日の神奈川公演を皮切りに全国40都市で開催し、チケットは全会場で即完売。26万人を動員した。関係者によると、100回公演は昨年初頭に雑誌のインタビューで安室本人が「一度やってみたい」と語り、念願がかなった形。アリーナ級ではなくホール会場を回り、「皆さんとより近い距離でライブを楽しめた」と充実感をにじませた。

 92年に「SUPER MONKEY’S」でデビューして今年で25周年を迎える。95年から昨年まで22年連続でオリコンシングルチャートトップ10入りは、ソロアーティストおよび女性アーティスト歴代1位の記録。沢尻エリカ(31)が主演する日本テレビ系ドラマ「母になる」(水曜後10・00)の主題歌である新曲「Just You and I」(31日発売)がトップ10に入れば、連続記録を23年に更新。四半世紀にわたり、第一線を走り続けてきた。

 25周年を記念し、デビュー日の9月16日から2日間、故郷・沖縄の宜野湾海浜公園で野外ライブ。20周年の際には台風で中止となった地元記念公演のリベンジとなる。

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2017年5月3日のニュース