NHK放送総局長 低調「ひよっこ」も「大噴火することを期待」

[ 2017年4月19日 15:39 ]

「ひよっこ」でヒロインを演じる有村架純
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NHKの木田幸紀放送総局長が19日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、厳しいスタートを切った女優・有村架純(24)がヒロインを務める連続テレビ小説「ひよっこ」について言及した。

 3日からスタートした「ひよっこ」は2週連続で平均視聴率19%台と前作「べっぴんさん」などと比べると、やや低調なスタートと言える。現状では、18日までに14回放送され、大台突破は2回のみと苦戦が続いている。

 木田総局長は「火山のマグマ溜まりにだんだん詰まってきていて、いずれ噴火する機会をうかがっている」と状況を分析し、「大噴火することを期待している」と期待を寄せた。「(視聴率は)前のシリーズの影響を受けるのもはっきりしている。『べっぴんさん』の終わりの頃は20%を切ることが続いていたのもあると思う」と前作の影響もあるとしながらも「反響を見ていますと、ドラマの内容には好評をいただいている。見ていただいているうちに数字的にも上がってくるんじゃないかと思っています」と話した。

 上田良一会長は6日の定例会見で同作について「胸に迫る、とてもいい朝ドラ」と称賛。木田放送総局長も「大変自信を持っていて“確実に視聴率は上がる”と断言していた」と説明していた。

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