渡瀬恒彦さん死去「最期まで幸せな俳優人生を全う」 所属事務所が発表

[ 2017年3月16日 09:28 ]

渡瀬恒彦さん
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 「事件」「震える舌」「仁義なき戦い」シリーズなどの映画や「十津川警部」「おみやさん」をはじめとする推理ドラマでも活躍した俳優の渡瀬恒彦(本名同じ)さんが14日、多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。72歳だった。16日、所属する東映東京撮影所が発表した。

 渡瀬さんは、4月から放送が始まるドラマに出演する予定で、3月からの撮影に向け準備を進めていたという。しかし、2月中ごろ左肺に気胸を発症し、入院治療を続けていた。3月に入り、敗血症を発症し多臓器不全で、今月14日午後11時18分に都内の病院で亡くなった。

 葬儀は渡瀬さん本人や家族の意向で、親族のみで営む。

 所属事務所は「渡瀬恒彦のファンの方々、撮影をご一緒させていただいたキャスト・スタッフの皆様から並々ならぬご声援をいただき、最期まで幸せな俳優人生を全うできましたことを心より感謝申し上げます」とのコメントを発表した。

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2017年3月16日のニュース