エマニュエル・リバさん死去 日仏合作映画「二十四時間の情事」で広島にも

[ 2017年1月29日 05:30 ]

 フランス女優のエマニュエル・リバさんがパリで27日、死去。詳しい死因は不明だが、がんの治療中だった。フランスのメディアが伝えた。89歳。

 27年フランス東部ボージュ県生まれ。女優になるため、家族の反対を押し切ってパリに行き、舞台で実績を積んだ後、58年に映画デビュー。被爆復興期の広島で撮影されたアラン・レネ監督の日仏合作映画「二十四時間の情事」(59年、原題「ヒロシマ・モナムール」)に主演し、注目を浴びた。62年にジョルジュ・フランジュ監督の「テレーズ・デスケルー」でベネチア国際映画祭主演女優賞。08年には映画撮影中の写真が見つかったのをきっかけに、半世紀ぶりに広島を訪れた。

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2017年1月29日のニュース